1型糖尿病 30代の妊娠&育児奮闘記!

20才で一型糖尿病が発覚し、今14年目に突入した34才の妊娠&育児奮闘記。妊娠が発覚してからインスリンポンプとCGMの導入を開始しました。少しでも、一型糖尿病の方やご家族と情報や気持ちを共有できればと思っています。

赤ちゃん連れ台湾旅行!

こんにちは!みおです。

 

大分お久しぶりになってしまいました。

前回のブログ記事で予告していた海外旅行について、

今後赤ちゃん連れでご旅行に行く方の参考になれば〜と思い

書いていきたいと思います。

 

まず、私達が子ども連れで海外旅行に行こうと思ったのは下記の通りです。

・国際線は満2才まで無料

・宿泊費も乳児は無料が多い

・育休中、夫の休暇と予定が合わせやすい

・子どもは新幹線等で割と旅慣れしてる(人見知り、場所見知りなし)

 

不安はあったものの、エイヤッ!と航空券、ホテルを予約しました。

 

1.パスポート準備

赤ちゃんのパスポートは5年期限のもの。証明写真はスマホで家で撮影、アプリで証明写真サイズに加工すればコンビニで印刷可能です。

 

▶︎写真加工アプリ

証明写真~かんたん・キレイな履歴書カメラ ( by タウンワーク )

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2.航空券

そして、飛行機は初めてのLCC!タイガーエア台湾。

飛行時間は2.5時間なので、発着時間さえ良ければLCCでも良いかと選びました。ミルク用のお湯などは機内でもらえます。

 

 

3.ホテル

ホテルは台北市内で地下鉄駅からのアクセスが良く、日本語が通じて、いざという時の‪救急病院から近いところ…という条件で探し、

優美飯店にしました。

 

▶︎優美飯店

http://www.yomihotel.com.tw/mobile/jp/about.html

 

事前にベビーベッドやポケットwi-fiを用意してほしい等の問い合わせをメールしたのですが

その回答を電話でいただき、日本語もスムーズだったので安心しました。

 

一番大きな部屋で予約しました。

赤ちゃん連れの旅行なら、ホテル滞在時間も長くなります。

実際、宿泊しての感想としてはハイハイ時期の赤ちゃんなら大きな部屋にした方が楽です。

大人のベッドで遊ばせるのは目が離せなくなりますし、ベビーベッドでは狭い。

床にラグを敷いて(これもホテルでお借りしました)、そこで自由にさせるのが大人も子どもも安全で気楽でした。

 

 

4.旅行スケジュール

夫婦だけなら、朝から外出して朝食も外で食べ、ホテルは夜、寝に帰るだけの行動をするスケジュールですが赤ちゃん連れなら話は別。

子どもは昼寝や食事のスケジュールが割としっかり固まっていたため、全て子どもに合わせました。

 

朝食を外で食べ、朝寝の時間はホテルに戻る。

朝寝終わりから昼の離乳食まで観光。

離乳食後の昼寝はホテルに戻る。

昼寝明けから夕方の離乳食まで観光。

夕食は子どもが寝る前に屋台などで買ってホテルで食べる。その間、子どもは就寝。

 

そんな感じでした。

 

 

5.持ち物

離乳食は全日程、和光堂のランチセット。スプーンがついてるので便利です。

ちゃんと食べてくれるか不安だったので、数日前に一度家で食べさせるなど練習しました。

 

粉ミルクは必要量を計算し、大目にスティックタイプのものを準備。

なお、台湾でも日本の粉ミルクは買えます。(高いけど)

 

オムツも必要量を計算し、大目に持参。帰りはオムツスペースが空くのでお土産を入れられます。

 

ベビーカー、抱っこ紐も持参しました。

ホテルによってはベビーカーも借りられます。ただ空港内の移動が抱っこ紐だけでは辛いので、持参して正解でした。

台北市内は道も舗装され、地下鉄はすべてエレベーター完備ですのでベビーカーはあると便利です。

 

飛行機対策としてはおしゃぶり、ハイハインなどのお菓子で耳抜き。

離乳食と粉ミルク、哺乳瓶。手荷物検査で止められますが、国連加盟国のほとんどは赤ちゃん用のお湯であれば機内持ち込み可能と聞きました。

 

そして機内持ち込みには私の必需品、インスリン注射、針、アルコール綿、血糖測定器。

これらも国によっては手荷物検査で質問されることがあります。

事前に英語表記の「私は糖尿病です」を用意しておきました。

 

6.いざ台湾旅行へ!

直前まで子どもの鼻風邪が治りかけでしたが、なんとか完治していざ!

 

特に海外旅行では予想外の出来事は起こりがちですが、今回の台湾旅行では大きなトラブルはありませんでした。

 

ただ、大人だけなら無理、無茶、無謀をしてしまうスケジュールは一切なくして正解でした。

 

台湾は3度目ですが、親日の雰囲気はもとより、赤ちゃんへの心遣いが素晴らしい!

駅のホームで赤ちゃんと目が合えば、老若男女問わずあやしてくれる。

…日本では目をそらす方が多いですよね。

 

赤ちゃん連れで断られるお店がほとんどない!

百貨店に入っている飲食店はもちろん、町の飲食店でも赤ちゃんがいるから…という雰囲気は一切ありませんでした。

 

足つぼマッサージも赤ちゃん連れでOKか問い合わせたところ、全く問題ないよ〜と歓迎してくれました。

マッサージ中は抱っこしつつ、手が空いたマッサージ師さんが抱っこであやしてくれてたり。。ありがたいです。

 

ただ、夜市は難しいかも。

比較的空いてると聞いた寧夏夜市に行きましたが、屋台の間は細い道で人がぞろぞろ移動するため、ベビーカーはまず無理。

抱っこ紐でそろそろ歩きながら楽しみました。

 

飲食店でも電車内でも、泣いて嫌な顔をされることは一度もありませんでした。

 

また、市内の授乳室の充実っぷりがすごい。日本より数も多く、どこも調乳用の給湯器があり、清潔。

オムツ替えシートのあるトイレも市内では困りませんでした。

(足つぼマッサージのお店でもOKしてくれましたよ!)

 

 

旅行中は低血糖になることもなく、ホテルにたびたび戻っていたので血糖測定の時間もしっかり取れたのでよかったです。

 

以上、思いつくままに書いてしまいましたが、0歳児を連れた海外旅行を検討している方の ご参考になれば嬉しいです!

 

やっていきましょう。

通院&赤ちゃん連れ海外旅行!

こんばんは。みおです。

 

お盆前、8月の通院に行ってきました。

いつも通り、血液検査、看護師さんとの面談後、M先生の診察。

今回のHbA1Cは6.8で先月と変わりませんでした。

 

先月、二人目の出産はどうする問題を先生と話したので、今回看護師さんとの面談では

一ヶ月の食生活や子供が卒乳してしまったことを相談しつつ、

今後の復職や妊娠についても雑談のような形で話しました。

 

卒乳についてですが…7月頭頃から母乳を咥えることを完全に拒否するようになってしまったのです。。。

離乳食が大好きで、始めた直後からミルクを飲むこと自体を嫌がるようになったのですが

胸が張るので搾乳はしつつ、哺乳瓶であげています。

 

しかし搾乳機では母乳の出が悪くなるのは事実。

そのお蔭か低血糖はほとんどなくなりました。

 

そして復職はいつにするか、今後の妊娠はどうするか…

ここは看護師さんは独身のお若い方なので、あまり話は盛り上がりませんでした笑

 

そして先生の診察。

特段問題なさそうね〜と言われ、

自分でトレサーバ打つ量増やしました〜って言ったら

いいよいいよーと軽い返し。

 

翌週、家族で台湾へ旅行に行く予定にしてますと話したら、

英語での診断書を書いてくれました。M先生親切!

 

1型糖尿病になってから海外には度々旅行や仕事で行っているのですが、

診断書をきちんと持参して行くのは初めてでした。笑

 

1型糖尿病の方、海外旅行に行く時は必ずホテル近くの病院の場所を調べて行きましょうね!

 

赤ちゃん連れの海外旅行については

また次回、改めて書きたいと思います!

(需要があるかはわかりませんが…笑)

 

それではやっていきましょう!

2人目の妊娠を考える

こんばんは。みおです。

 

前回、主治医のM先生に2人目の妊娠について聞かれた話をしました。

 

私は一型糖尿病があることで、2人目の妊娠、出産は難しいのではないかと考えていました。

 

HbA1cのコントロールについても、

妊娠中の血糖コントロールについても、

出産時のリスクについても

不安を感じていたことはもちろん、

 

妊娠中、お腹にいる子供に何かあれば

病気を持つ私のせいなのではないか、

という責任が重圧に感じていたからです。

 

M先生はそれに対し、

病気のあるなしに関わらず、妊娠中のリスクは起こりうるもの。

2人目の出産で悩むのは、病気よりも社会的な立場から考えることの方が多いんじゃないかな?

と言ってくれました。

 

私は今、フルタイムの会社員として育休中です。

年齢は31才。

夫は仕事が忙しく、帰りはいつも遅い状況。

両家の実家は遠方で、育児に対するサポートは期待できません。

 

そういった状況は先生に話していましたので、

2人目を考える時は仕事をどうするか、

妊娠中、乳児を抱えて悪阻を乗り越えられるか、

家族以外のサポートを受ける手段はあるか、

そういった観点が主になるんじゃないかな?

とのこと。

 

そうなんです。

病気のあるなしに関わらず、そういった点を考える必要があり

2人目を考えるのに躊躇していました。

 

先生から話してもらい、ようやく悩んでいる点が明確になつたこと。

これはありがたいことだと思いました。

 

そして、病気だからという理由で、妊娠を諦めることはしないでほしいと改めて言われました。

 

「僕達にとって、一型糖尿病の人が妊娠、出産するのはよくあること。

よくあることだけど、それでも10ヶ月を乗り越えて、無事に元気な赤ちゃんを出産した患者さんには心からおめでとうって言いたくなる。

僕達医者も看護師も、それが本当に嬉しいことなんだよ」

 

と。

 

それを聞いて、私は今まで足元だけを見て悩んでいた状態から、少し先を見て考えることができました。

 

一型糖尿病の方で妊娠、出産について悩んでいる方は多いと思います。

特に、初めて子供が欲しいな、と思っている方。

 

私は自分の経験からしか語ることはできませんが、それでも一型糖尿病を理由に「妊娠はしない!」と決めつけないで欲しいです。

一型糖尿病はコントロールできない病気ではないから。

 

2人目については、まだ私の中にも、私達夫婦でも結論は出ていません。

 

子供は7ヶ月。もう少しゆっくり考えていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

産後7ヶ月、そして二人目検討について

こんにちは。みおです。

 

先日、病院へ行ってきました。

そこで、子供を二人目どうするか?という話が出ましたが長くなってしまったので、

今回はその話を二回に分けて書こうと思います。

 

 

前回の診察から低血糖症状を減らしていくことを目標に1ヶ月過ごし、

レベミル、アピドラともに注入単位数も自分で調整しています。

 

ちなみに今の単位数は下記の通りです。

レベミル 朝9.5単位、夜10単位

ノボラピッド 朝9、昼8、夜9(ただし血糖値により追加もあり)

 

 

ここ1ヶ月は血糖値60ほどで低血糖症状が出ていました。

集中力の低下、胸騒ぎ。

血糖値が40を切ると、体力の冷や汗が出ます。

3ヶ月ほど前は低血糖症状が40を切るまで一切出ない、無自覚低血糖だったので今のところ順調なのかな?と。

 

そして、今回の血液検査の結果、HbA1cは6.9でした。

出産時が5.8だったので、徐々に上がってきていますが、主治医はそんなもんでいいよ〜と気楽な返事。

 

それよりも今回の診察で突っ込まれたのは第二子の検討についてでした。

 

私と今の主治医(M先生)との付き合いは妊娠発覚後のため、1年2ヶ月ほどになります。

 

 妊娠中から不安を抱えても口に出せない私でしたが、M先生は歯に絹着せぬ物言いをする方で正論をぶつけてくるので、甘さはありませんが心から信頼している先生です。

 

その先生に言われた

「二人目はどうするんだっけ?」

の言葉。

 

私達夫婦は、出産直後は子供は一人でいい、というスタンスでした。

私はもともと子供が好きなわけではなく、

夫は妊娠中の私の様子があまりにも辛そうだったので、二人目欲しいとは言えない、と言ってくれていました。

 

しかし、自分のこどもが7ヶ月を迎え

この子に兄弟がいた方が楽しいかな、

子供2人いる家族も賑やかで楽しそうだな、と

私が思うようになりました。

 

ちょうど病院に行く前日に「私は2人目考えてもいいと思ってる」と夫に話していたところでした。

 

 

しかし、今回の出産で気づいたこと。

 

自分で思ってる以上に、一型糖尿病であることがコンプレックスだということ。

 

そうなんです。

私、実はすごくコンプレックスに感じていたようなんです。

 

妊娠中、お腹の子に何かあれば私のせいだ…とずっと考えていました。

言葉に出さずとも、一回の食事で血糖値が上がることを恐れていました。

 

10年付き合いのある病気のくせに、

他の妊婦さんとは違うんだと思い知らされるたびに、

私の中で黒く濁っている思いがあったんです。

 

それの一つの形が、毎日身につけているインスリンポンプだったこと。

 

それは否定できませんでした。

 

 

M先生に二人目を聞かれた時も、最初に出た言葉はそれでした。

 

「私、一型糖尿病であることが、自分で思ってた以上にコンプレックスだったんです…」

 

先生も少し意外な顔をされていました。

 

そして、その後にまた別の話をしてくれたのです。

 

続きは次回へ。

 

 

 

 

レベミルの変更と離乳食の開始

こんにちは。みおです。

 

産後5ヶ月が経過しました。ゴールデンウィークもあっという間に過ぎてしまいましたね。

 

こどもは離乳食を開始し、

私の育児も少しずつ慣れてきた気がしています。

 

そしてここにきて、何度か30台の低血糖を経験しています。

 

インスリンポンプをやめてから2ヶ月、

毎日6回の血糖測定をしていますが

大体値は90〜150の間くらい。

食後血糖が200を超える時もままあり、

追加インスリンを度々打っています。

 

次回の血液検査でヘモグロビン値が怖いなぁ〜と思っている矢先のこと。

三日連続で昼夜問わず、30台の低血糖に襲われました。

30台になると、私は大量の汗、判断力の低下、まっすぐ歩くことができなくなるといった症状が起こります。

 

現在、レベミルは朝7.5、夜8.5を打っています。

日中のノボラピッドは5.5〜9を食事によって打ち分けています。

 

最初はノボラピッドの量が多いのかと、0.5単位ずつ減らしていましたがその後も低血糖は続き…

食後2時間後の血糖値も120と妊娠中のような値が続いたため、一旦朝晩のレベミルを0.5単位ずつ減らすことにしました。

 

(私の場合、血糖コントロールインスリン投与量で悩んだ時は主治医に電話相談して方針を決めています)

 

すると、なんとか120〜170を推移することになりました。

 

一時的に血糖値は高い状態になりますが、

低血糖でこどもを抱っこしたままぶっ倒れるよりはマシなので…

 

しばらく二人目の出産、妊娠は考えていないので

ヘモグロビン値を犠牲にしつつ、当面の低血糖を抑えていきたいと思います。

 

妊娠前は、こんな風に考えたこともなかったな〜と改めて思いました。

 

しかし、次回の血液検査が怖いですね。笑

 

 

子連れの花見

こんにちは。みおです。

 

子供が4ヶ月を迎えました。

そして桜も全国的に開花し、我が家もお花見に行きました。

 

私自身はあまりアウトドアな人間ではないのですが、時々お声掛けいただいて、バーベキューやキャンプに行くこともあります。

 

そんな時、血糖値測定やインスリン注射は少し煩わしい…。

 

私は持病のことを家族と親しい友人しか話していないため、参加者の目を盗んでトイレなどでこっそり血糖測定して注射して…などするのですが、

パーティーなどと同じく、バーベキューは食べるものの物量やスピードが読めないことが多いんですよね。

 

そうなると、注射したインスリンが多過ぎたり、少なかったりと

血糖コントロールがその日は難しくなります。

 

そして今回は子供を連れてのお花見。

屋外でピクニック…となると、自作したお弁当を持参するので食べるものは予測がつきますが、トイレが簡単に見たからない!

こんな時、インスリンポンプならさらっと人目を気にせず注入できますが、注射だと少し戸惑いますよね。

 

私は学生の頃、同級生の1型糖尿病の友人に

「ジーパンの上からでも太ももに打てるよ〜全然平気〜」

と聞いて以来、彼女を信じて屋外でも平気で注射していました。

 

しかし、今後子連れとなるとそういった対応も見ている人数が変わりますよね。

 

まだまだ将来的な心配にはなりますが

子供へ自分の病気をどうやって説明しようか、と

今から少し不安に感じつつ生活しています。

 

それでも、今日まで元気に暮らしていくことができてよかったな〜と

桜を眺めながらぼーーーっと眺める娘を抱っこし、春を感じました。

 

レベミル二回打ちとの付き合い

こんにちは。みおです。

 

先月、インスリンポンプの治療を辞め、

ベーサルをレベミルのペン型へ、

ボーラスをノボラピッドのペン型に変更しました。

 

それから約一カ月。

1日5回の注射もかなり生活に馴染んできました。

 

カーボカウントによるインスリン量の調整は変わりません。

大きく変わったのは、べーサルとなるインスリン量を思い通りに調整できないこと。

 

私は深夜3時からの暁現象が大きく、妊娠中もかなり苦しめられました。

それをレベミルでは夜7時に注射した量で、朝7時まで保たせないといけない。

 

妊娠中のように、80〜90でのコントロールなど無理です。

今は妊娠もしていないため、100〜150を目標にしています。

 

ただ、人の慣れとは恐ろしく…

食後2時間後の血糖値を測って148だった時、

つい、追加インスリンを注射したくなります。

 

今は高血糖を気にするよりも

子供を抱いている間の低血糖を注意する時期。

 

先日家族で出かけた時、アカチャンホンポで買い物しながら危うく低血糖で意識を失うところでした。

夫が異変に気付いて対応してくれたのですが、低血糖症状もなにもなく、無自覚なまま。

夫にもかなり怖い思いをさせてしまったようです。

 

 

意識しないとコントロールも難しいですが

引き続き、無自覚低血糖には注意していきます。

まずはインスリン量を0.5単位ずつ減らすことで低血糖が起こらないようにする方針です。