1型糖尿病 30代の妊娠&育児奮闘記!

20才で一型糖尿病が発覚し、今14年目に突入した34才の妊娠&育児奮闘記。妊娠が発覚してからインスリンポンプとCGMの導入を開始しました。少しでも、一型糖尿病の方やご家族と情報や気持ちを共有できればと思っています。

2人目の妊娠を考える

こんばんは。みおです。

 

前回、主治医のM先生に2人目の妊娠について聞かれた話をしました。

 

私は一型糖尿病があることで、2人目の妊娠、出産は難しいのではないかと考えていました。

 

HbA1cのコントロールについても、

妊娠中の血糖コントロールについても、

出産時のリスクについても

不安を感じていたことはもちろん、

 

妊娠中、お腹にいる子供に何かあれば

病気を持つ私のせいなのではないか、

という責任が重圧に感じていたからです。

 

M先生はそれに対し、

病気のあるなしに関わらず、妊娠中のリスクは起こりうるもの。

2人目の出産で悩むのは、病気よりも社会的な立場から考えることの方が多いんじゃないかな?

と言ってくれました。

 

私は今、フルタイムの会社員として育休中です。

年齢は31才。

夫は仕事が忙しく、帰りはいつも遅い状況。

両家の実家は遠方で、育児に対するサポートは期待できません。

 

そういった状況は先生に話していましたので、

2人目を考える時は仕事をどうするか、

妊娠中、乳児を抱えて悪阻を乗り越えられるか、

家族以外のサポートを受ける手段はあるか、

そういった観点が主になるんじゃないかな?

とのこと。

 

そうなんです。

病気のあるなしに関わらず、そういった点を考える必要があり

2人目を考えるのに躊躇していました。

 

先生から話してもらい、ようやく悩んでいる点が明確になつたこと。

これはありがたいことだと思いました。

 

そして、病気だからという理由で、妊娠を諦めることはしないでほしいと改めて言われました。

 

「僕達にとって、一型糖尿病の人が妊娠、出産するのはよくあること。

よくあることだけど、それでも10ヶ月を乗り越えて、無事に元気な赤ちゃんを出産した患者さんには心からおめでとうって言いたくなる。

僕達医者も看護師も、それが本当に嬉しいことなんだよ」

 

と。

 

それを聞いて、私は今まで足元だけを見て悩んでいた状態から、少し先を見て考えることができました。

 

一型糖尿病の方で妊娠、出産について悩んでいる方は多いと思います。

特に、初めて子供が欲しいな、と思っている方。

 

私は自分の経験からしか語ることはできませんが、それでも一型糖尿病を理由に「妊娠はしない!」と決めつけないで欲しいです。

一型糖尿病はコントロールできない病気ではないから。

 

2人目については、まだ私の中にも、私達夫婦でも結論は出ていません。

 

子供は7ヶ月。もう少しゆっくり考えていきたいと思います。