1型糖尿病 30代の妊娠&育児奮闘記!

20才で一型糖尿病が発覚し、今14年目に突入した34才の妊娠&育児奮闘記。妊娠が発覚してからインスリンポンプとCGMの導入を開始しました。少しでも、一型糖尿病の方やご家族と情報や気持ちを共有できればと思っています。

産後7ヶ月、そして二人目検討について

こんにちは。みおです。

 

先日、病院へ行ってきました。

そこで、子供を二人目どうするか?という話が出ましたが長くなってしまったので、

今回はその話を二回に分けて書こうと思います。

 

 

前回の診察から低血糖症状を減らしていくことを目標に1ヶ月過ごし、

レベミル、アピドラともに注入単位数も自分で調整しています。

 

ちなみに今の単位数は下記の通りです。

レベミル 朝9.5単位、夜10単位

ノボラピッド 朝9、昼8、夜9(ただし血糖値により追加もあり)

 

 

ここ1ヶ月は血糖値60ほどで低血糖症状が出ていました。

集中力の低下、胸騒ぎ。

血糖値が40を切ると、体力の冷や汗が出ます。

3ヶ月ほど前は低血糖症状が40を切るまで一切出ない、無自覚低血糖だったので今のところ順調なのかな?と。

 

そして、今回の血液検査の結果、HbA1cは6.9でした。

出産時が5.8だったので、徐々に上がってきていますが、主治医はそんなもんでいいよ〜と気楽な返事。

 

それよりも今回の診察で突っ込まれたのは第二子の検討についてでした。

 

私と今の主治医(M先生)との付き合いは妊娠発覚後のため、1年2ヶ月ほどになります。

 

 妊娠中から不安を抱えても口に出せない私でしたが、M先生は歯に絹着せぬ物言いをする方で正論をぶつけてくるので、甘さはありませんが心から信頼している先生です。

 

その先生に言われた

「二人目はどうするんだっけ?」

の言葉。

 

私達夫婦は、出産直後は子供は一人でいい、というスタンスでした。

私はもともと子供が好きなわけではなく、

夫は妊娠中の私の様子があまりにも辛そうだったので、二人目欲しいとは言えない、と言ってくれていました。

 

しかし、自分のこどもが7ヶ月を迎え

この子に兄弟がいた方が楽しいかな、

子供2人いる家族も賑やかで楽しそうだな、と

私が思うようになりました。

 

ちょうど病院に行く前日に「私は2人目考えてもいいと思ってる」と夫に話していたところでした。

 

 

しかし、今回の出産で気づいたこと。

 

自分で思ってる以上に、一型糖尿病であることがコンプレックスだということ。

 

そうなんです。

私、実はすごくコンプレックスに感じていたようなんです。

 

妊娠中、お腹の子に何かあれば私のせいだ…とずっと考えていました。

言葉に出さずとも、一回の食事で血糖値が上がることを恐れていました。

 

10年付き合いのある病気のくせに、

他の妊婦さんとは違うんだと思い知らされるたびに、

私の中で黒く濁っている思いがあったんです。

 

それの一つの形が、毎日身につけているインスリンポンプだったこと。

 

それは否定できませんでした。

 

 

M先生に二人目を聞かれた時も、最初に出た言葉はそれでした。

 

「私、一型糖尿病であることが、自分で思ってた以上にコンプレックスだったんです…」

 

先生も少し意外な顔をされていました。

 

そして、その後にまた別の話をしてくれたのです。

 

続きは次回へ。

 

 

 

 

レベミルの変更と離乳食の開始

こんにちは。みおです。

 

産後5ヶ月が経過しました。ゴールデンウィークもあっという間に過ぎてしまいましたね。

 

こどもは離乳食を開始し、

私の育児も少しずつ慣れてきた気がしています。

 

そしてここにきて、何度か30台の低血糖を経験しています。

 

インスリンポンプをやめてから2ヶ月、

毎日6回の血糖測定をしていますが

大体値は90〜150の間くらい。

食後血糖が200を超える時もままあり、

追加インスリンを度々打っています。

 

次回の血液検査でヘモグロビン値が怖いなぁ〜と思っている矢先のこと。

三日連続で昼夜問わず、30台の低血糖に襲われました。

30台になると、私は大量の汗、判断力の低下、まっすぐ歩くことができなくなるといった症状が起こります。

 

現在、レベミルは朝7.5、夜8.5を打っています。

日中のノボラピッドは5.5〜9を食事によって打ち分けています。

 

最初はノボラピッドの量が多いのかと、0.5単位ずつ減らしていましたがその後も低血糖は続き…

食後2時間後の血糖値も120と妊娠中のような値が続いたため、一旦朝晩のレベミルを0.5単位ずつ減らすことにしました。

 

(私の場合、血糖コントロールインスリン投与量で悩んだ時は主治医に電話相談して方針を決めています)

 

すると、なんとか120〜170を推移することになりました。

 

一時的に血糖値は高い状態になりますが、

低血糖でこどもを抱っこしたままぶっ倒れるよりはマシなので…

 

しばらく二人目の出産、妊娠は考えていないので

ヘモグロビン値を犠牲にしつつ、当面の低血糖を抑えていきたいと思います。

 

妊娠前は、こんな風に考えたこともなかったな〜と改めて思いました。

 

しかし、次回の血液検査が怖いですね。笑

 

 

子連れの花見

こんにちは。みおです。

 

子供が4ヶ月を迎えました。

そして桜も全国的に開花し、我が家もお花見に行きました。

 

私自身はあまりアウトドアな人間ではないのですが、時々お声掛けいただいて、バーベキューやキャンプに行くこともあります。

 

そんな時、血糖値測定やインスリン注射は少し煩わしい…。

 

私は持病のことを家族と親しい友人しか話していないため、参加者の目を盗んでトイレなどでこっそり血糖測定して注射して…などするのですが、

パーティーなどと同じく、バーベキューは食べるものの物量やスピードが読めないことが多いんですよね。

 

そうなると、注射したインスリンが多過ぎたり、少なかったりと

血糖コントロールがその日は難しくなります。

 

そして今回は子供を連れてのお花見。

屋外でピクニック…となると、自作したお弁当を持参するので食べるものは予測がつきますが、トイレが簡単に見たからない!

こんな時、インスリンポンプならさらっと人目を気にせず注入できますが、注射だと少し戸惑いますよね。

 

私は学生の頃、同級生の1型糖尿病の友人に

「ジーパンの上からでも太ももに打てるよ〜全然平気〜」

と聞いて以来、彼女を信じて屋外でも平気で注射していました。

 

しかし、今後子連れとなるとそういった対応も見ている人数が変わりますよね。

 

まだまだ将来的な心配にはなりますが

子供へ自分の病気をどうやって説明しようか、と

今から少し不安に感じつつ生活しています。

 

それでも、今日まで元気に暮らしていくことができてよかったな〜と

桜を眺めながらぼーーーっと眺める娘を抱っこし、春を感じました。

 

レベミル二回打ちとの付き合い

こんにちは。みおです。

 

先月、インスリンポンプの治療を辞め、

ベーサルをレベミルのペン型へ、

ボーラスをノボラピッドのペン型に変更しました。

 

それから約一カ月。

1日5回の注射もかなり生活に馴染んできました。

 

カーボカウントによるインスリン量の調整は変わりません。

大きく変わったのは、べーサルとなるインスリン量を思い通りに調整できないこと。

 

私は深夜3時からの暁現象が大きく、妊娠中もかなり苦しめられました。

それをレベミルでは夜7時に注射した量で、朝7時まで保たせないといけない。

 

妊娠中のように、80〜90でのコントロールなど無理です。

今は妊娠もしていないため、100〜150を目標にしています。

 

ただ、人の慣れとは恐ろしく…

食後2時間後の血糖値を測って148だった時、

つい、追加インスリンを注射したくなります。

 

今は高血糖を気にするよりも

子供を抱いている間の低血糖を注意する時期。

 

先日家族で出かけた時、アカチャンホンポで買い物しながら危うく低血糖で意識を失うところでした。

夫が異変に気付いて対応してくれたのですが、低血糖症状もなにもなく、無自覚なまま。

夫にもかなり怖い思いをさせてしまったようです。

 

 

意識しないとコントロールも難しいですが

引き続き、無自覚低血糖には注意していきます。

まずはインスリン量を0.5単位ずつ減らすことで低血糖が起こらないようにする方針です。

 

 

インスリンポンプ を外しました

こんにちは。みおです。

 

この度、妊娠初期から導入したインスリンポンプ 、CGMを外しました。

 

決め手は三つ。

①育児しながらポンプ、CGMの付け替えが煩わしく感じ始めていること。

②費用の高さ

③針とテープがかぶれて跡残りがすごいこと。

 

特に、ポンプの針を付け替えている最中に泣かれたり、較成のアラームが鳴ることに

少々イライラすることもあり…。

 

血糖測定はポンプの有る無しに関わらず、一日6回していますし、

妊娠中に比べれば血糖コントロールも厳密でなくて良い…

 

ということであれば、今の私は注射での治療でも問題ないだろうという結論になりました。

 

主治医には、

子供は2人目は欲しくないのか?(年齢の制限は少なからずあるよ、と言われました)

夫との意見は一致しているのか?

ということを聞かれました。

 

子供は元気に順調に成長していますし、

先天性障害や疾患もなく、

妊娠直後のヘモグロビン値も7以上でも影響がないという事例でした。

 

今後はとりあえず、ノボラピッド、レベミルで調整していくことになりました。

 

最近、ノボラピッドは0.5単位で注射できるんですね!

知りませんでした!!

 

主治医の話では、インスリンポンプも後継機が新たに認可が下りたとか、

今年の夏には新しい種類のものが販売されるとか

まだまだ進化しているようです。

 

取り急ぎ、授乳期間中は低血糖を連発している私。

今度はインスリンポンプよりもざっくりと注入していく注射での治療で、

良い血糖コントロールを目指していきます!!

産後2ヶ月で感じるインスリンポンプの問題点

こんにちは。みおです。

 

早いもので、産後2ヶ月が経過しようとしています。

子供の成長は順調で、よく食べよく眠り、夜泣きしつつも

最近は生活リズムが整ってきたように思います。

 

私はというと、前回の検診にて高血圧の症状が出ていましたが

自宅で計測しているところ、特に高血圧の数値は出ていません。

来週、改めて産科検診を受けるので

そこで問題なしであれば…と思っています。

 

さて、育児でバタバタ過ごす毎日の中、

インスリンポンプを使うことの不便さも感じています。

 

①血糖計測が想像以上に負担

これは食前に血糖値をまめに測っていた方は問題ないかと思いますが、

私は今でも主治医に一日5回の血糖測定を指示されています。

 

しかし、子供が泣いてる中、もしくは寝かしつけの最中に抱っこしたまま血糖測定するのは中々難しく

自分の食事時間も乱れがちになるとさらに負担です。

 

育児に慣れない時期はさらにストレスが溜まる…

 

測定の必要性は理解しているものの、

(これがなければ楽なのに…)

という思いは消えません。

 

②エラー音がいらない

低血糖アラートなどを設定していると、

夜中でも抱っこ中でもアラートが鳴ります。

これが想像以上に邪魔に感じてしまいます…。

 

抱っこしている腰で鳴ると、子供が気づいて泣いてしまったり。

 

アラートが鳴る状況にならないことが一番なのですが

それを予防できないことにもイライラが募ることがあります。

 

③インスリンポンプとセンサーが物理的に邪魔

ついに邪魔と言ってしまいました笑

 

しかし、子供がジタバタ動くようになると、腰につけたインスリンポンプ、

お腹に刺したクイックセット、

CGMセンサーが蹴られたりして

これも邪魔に感じます…。

 

言い出せばキリがありませんが、

やはりここでも

(これがなければ楽なのに…)
という思いは消えません。

 

④較成が間に合わない

ただでさえ子供に合わせた生活になるので

私自身の生活リズムはばらばら。

子供が寝ている隙に食事の準備をし、

目覚める前に急いで食べる…という生活です。

 

そうなると困るのが、血糖測定のタイミング。

下手すると較成期限が過ぎてしまうこともあります。

期限切れのアラームが鳴って、慌てて血糖測定して…がまたストレスに。

 

⑤費用の高さ

注射に比べると、やはり割高なのがインスリンポンプとCGMリース料。

月4〜5万の負担は大きいと常々思います。

 

 

妊娠中は目標血糖値が80〜120でしたが、

現在は100〜150に緩くなっています。

 

上記の理由からも、やはりインスリンポンプは終了しても

問題ないのかな〜?と思い、主治医に相談しました。

 

結論としては、出産を終えたら注射に戻してもいいのでは?ということ。

 

インスリンポンプと注射治療の大きな違いは二つです。

 

①使用する薬の違い

②暁現象に対する対応の臨機応変

CGMを使用することによる血糖値管理

④針の太さ

 

①について、私は今ノボラピッドのバイヤルを使用していますが、

注射にするとノボラピッド注射に加え、

長時間効果のトレシーバ、ランタスなど使用する必要があります。

 

②については、①に通じますが、暁現象が

顕著な人は深夜の基礎部分をポンプで細かく設定することで

自動的にインスリン量を調整してくれること。

 

③については、いちいち血糖値を測らなくても今の血糖値が大体わかること。

 

 

私は暁現象がかなり大きく、インスリンポンプに変えて

一番効果を感じたのがこの点でした。

 

逆にセンサーが示す血糖値の値は

実測値と50〜60の差が出ていることもままあり、

あまり信用していなかったのでなくてもいいかな…と。

 

針の太さは昔から跡が残ることに抵抗があり、

やはり注射の細さが恋しいと思っています…。

 

私自身は次回の検診で、インスリンポンプ は終了してもいいかなと思いました。

ただ、注射で現在出来ている良い血糖コントロールができる自信はなく、

ここでも薬を変えてみて、経過観察と試行錯誤が発生してるんだろうなぁと思っています。

 

まだまだ一型糖尿病との共存は続く……

 

 

1ヶ月検診&新年明けましておめでとうございます

おはようございます。みおです。

 

新年、明けましておめでとうございます!!!!

すっかり正月休みも終わり、1ヶ月検診も過ぎてしまいました。

 

年末、子供と私、二人で1ヶ月検診に行ってきました。

ついでに糖尿病内科も。

 

経過としては、子供は問題なし。

私も糖尿病内科の方は、ヘモグロビンA1cも6.0で、低血糖も多くないいい傾向でした。

 

ただ、私の1ヶ月検診で高血圧が出ました…

144/80という値で、出産当日まで低血圧だったので、要経過観察となり、

来月、糖尿病内科とともに再診することとなりました。

 

子供の成長が順調でなによりだったので

自分のことは疎かにしがちですが

ここにきて高血圧になるなんて…。

 

その後、家で血圧を測ると正常値なので

一過性のものかな?と思いながら

ヒヤヒヤ毎日を過ごしています。

 

毎日、かなりバタバタしていますが

血糖コントロールはなんとか軌道に乗ってきた様子なので

次の検診で何もないといいのですが……。