育児の間にやることが多い
こんばんは。みおです。
完全に愚痴ですが、インスリンポンプをつけながらの育児は
TO DOが多過ぎて涙目になっています。
3時間起きの授乳、搾乳、ミルク作りにオムツ替えのほか、
食前の血糖測定、カーボカウント、インスリン量の調整、血糖値の記録、
食後2時間後の血糖測定、追加もしくは補食、血糖値の記録、
センサーやリザーバの交換 などなど…
時間ごとのTO DOが多いとこんなにも忙しないのかと
目が回りそうです…
赤ちゃんは本当にか弱く、とても可愛い。
既往症があるからこそ
今この時の抱っこが最後かもしれない、
なんて、つい思ってしまいますが…
心に余裕を持ちつつ、精一杯毎日を過ごそうと思います。
私の出産記録
こんばんは。みおです。
私の計画分娩における出産記録です。
(徒然に書いてしまったため長くなっております…)
私は元々、自然分娩を希望していました。
その中で、主治医より一型糖尿病のリスクの一つである巨大児出産を避けるため、
40週を迎える前に出産することを薦められました。
そして6月の段階で出産予定日より10日早く、陣痛促進剤による計画分娩を決めました。
以下はその流れや思ったことなど、メモで書いています。
その場で見聞きしたことなので、
もしかしたら専門用語など誤りもあるかと思いますがご了承ください。。
①入院初日
・夫と入院手続き。
→今回は陣痛促進剤の投与の他、出産の進行具合により、破膜(人工的に破水させること)、帝王切開等の対応を行うことを産科医より説明される。
・心電図、レントゲン、血液検査、尿検査、NST、エコーによる赤ちゃんの状態確認、インスリンポンプの設定確認等
・インスリンポンプの針はお腹から二の腕へ付け替え。
→これはNSTのセンサー装着が邪魔にならないようにするため。
結果としては腕への付け替えは正解でした。
・CGMは太ももへ付け替え
→ポンプ同様、邪魔にならない位置へ。太もも以外にも、二の腕やお尻でも問題はないと思います。
・ラミナリアの挿入
→分娩誘発の一つの方法として、子宮頸管より挿入するもの。
ラミナリアというのは、子宮口を広げたいときに使用される海藻(昆布)でできた器具のことです。
私はこの段階では子宮口が0cmの開きでしたが、美人な女医さんの押せ押せコールで10本挿入されました…。
閉じている子宮口に突き刺すわけですから、当然痛いのですが、声にならない声を上げて耐えるしかありません……
今回の出産で、本陣痛に次いで2番目の激痛はこの時だったと思います……。
ラミナリア挿入後はなんとなく違和感はあるものの、歩いたり座ったり、トイレするのも普段と変わりません。
ただ人によってはこれで陣痛が来たり、トイレで抜け落ちてしまうこともあるとか。
・21時に食止め
・0時に飲止め
→出産当日は口からの飲食はなしになり、代わりに点滴でブドウ糖、水分を摂取します。
インスリンポンプはベーサルを0.400に設定し、1日過ごすことになりました。
・出産中の血糖測定、インスリンポンプの操作は自分で行う。
→陣痛促進剤を投与し、陣痛が始まってからも3時間おきに血糖測定を行い、血糖値200を超えた段階でボーラス2を追加投与によるコントロールを行うよう指示されました。
CGMの較正も自分で行う必要があります。
入院当日より、すでにインスリンの効きが良くなっていたため低血糖に。
その場合の補食として、飴、 クリーム玄米ブランを複数持参していました。
しかし、21時以降は食止めになるため病院でりんごジュースを購入。(結局使わずに済みました)
②出産予定日当日
・5:30
血糖測定を行った後、ブドウ糖を含む点滴を開始。驚くほど喉が乾かないです!
・7:00
分娩室へ移動し、点滴にて陣痛促進剤投与開始。
また、NSTのセンサーを取り付けて赤ちゃんの心音を確認。
この日一日、NSTセンサーと戦いながら、分娩台の上で過ごすことになります。
産科医による内診では、昨日挿入した海藻棒(ラミナリア)を引き抜く作業…(涙が滲むほど痛かったです)
この時、子宮口は3センチほど開いていました。
・9:00
2回目の血糖測定。陣痛は一切なく、分娩台の上でスヤスヤ寝ていました。
胎動も普段と変わらずバンバン動いており、本当に今日出てくるのか?と疑ってしまうほど。
・10:30
夫が到着。出産ギリギリまで立ち会ってくれる予定でした。
陣痛の予兆すらなく、談笑しながらスヤスヤ寝てました。
(助産師さんには、痛みに強いわけじゃないですよね〜?と疑われるほど爆睡)
・12:00
3回目の血糖測定と産科医、助産師による内診。
子宮口は4センチほどで、陣痛はまだまだの様子…。
胎動もずっとあり、センサーの位置を都度変えていかないと追いきれないほどになっていました。
なお、分娩室にいる夫は内診が行われるごとに部屋の隅の目隠しがあるスペースへ移動させられていました。
・13:00
産科医による破膜。
陣痛が全く起こらないことから、作為的に破水し、陣痛を促進します。
破膜は細長いハサミのようなもので表面を切るだけ。
痛いのでは?と怯えていましたが、難なく終了。
そして、ここから本陣痛に突入します。。。
・14:00
腰の辺りが鈍く痛い…
右の下腹部が痛い…
産科医による内診では14時の段階で子宮口が5センチに広がる。
徐々に痛みは確かなものになり、2〜3分おきに強い痛みが襲うようになります。
うめき声をあげる私。
助産師さんと夫が腰を摩ってくれました。
しかしお腹の胎児がいまだに動き回るため、NSTの記録が取れておらず、中々本陣痛認定されない…!!
本陣痛になった頃、産科医による内診。
子宮口が8センチまで開きました、とのこと。
・15:00〜17:00
本陣痛で2時間半、ほぼ記憶にありません。
激痛が2分おきに襲ってきては、深呼吸3、4回で落ち着き、その後痛みが引いてくると気を失うかのように寝落ち…
また痛みが襲ってきて目が覚め、呻き声を上げることの連続。
夫は2時間半、ずっと付き添って腰を摩り続けてくれていたようです。
たまに「みおちゃん、深呼吸だよ」と励ましてくれたのは覚えています。
陣痛の痛みは表現が難しいですが、
私は主に背中側の腰に強い痛みを感じまきた。
腰全体が重たく締め付けられるような痛み。
痛すぎて正直、どこが痛いのか表現できません。
痛みにも強弱があり、弱い時は声を抑えることができましたが
強い時は背中が引きつるほど仰け反って呻き声を上げていました。
・17:30
気休めがしたいのと、尿意を感じて
「トイレに行きたい」
と訴える私。
陣痛が来てもトイレには行きたくなるんです。
しかし2分おきにやってくる陣痛。
わずか2分の間に分娩台から立ち上がり、トイレまで移動するのは一苦労。
分娩台にずっと寝転び続けているのも気持ちが落ち着かず、トイレを訴えましたが
助産師さん達は「大丈夫か!?」と狼狽えていたようです。
私自身、歩くことよりも陣痛に耐えることの方がよっぽど辛かったので
トイレに向かいながら陣痛に耐え、トイレに腰かけながら陣痛に耐え…。
しかしトイレに座っても尿が出ないんですよね笑
結局諦めて立ち上がろうとしたところで、また陣痛に襲われ、
産褥パッド付きの下着を床に手放して時点でナースコール。
そこから分娩台に上がるまでも、ほとんど痛みで記憶がありません…
・17:30
医師による内診が始まるとのこと。
この時点で、夫には分娩室から出てもらいました。
絶叫する姿を見せたくなかったので…
内診の結果、もう子宮口は前回。
いきむのも我慢しなくていいよ〜と言われるも、
とりあえず陣痛が来た段階でいきむ???をやってみると
ものすごい失禁した感覚が!!
おもらしした!?!?私!?!?と
痛みで朦朧とする中思いつつも、
それまでに散々、浣腸やカテーテルで恥辱を晒しているので
何も怖いことはありませんでした……
(実際は失禁ではなく、羊水が流れ出ていただけのようです)
ここで、助産師さんより
「血糖測定しますよ〜」
の言葉が。
無理、無理でしょ、
どう考えてもこの状況無理でしょ!?!?
と思い、痛みで無視していると、勝手に測定してくれました。
もう最初から勝手にやってて欲しい…
その後、陣痛が訪れるたびにいきみ、
3回目の陣痛で赤ちゃんの頭が出ました。
その後、次の陣痛が来て肩と胴体が出て
元気な産声を聞くことができました!!!!
産科医の最後の内診からわずか30分、
本陣痛開始から4:15のスピード出産でした。
出産後、血糖値は120程度、
高血圧は2時間ほど続いたものの、その後正常値に戻りました。
赤ちゃんの方は、出産してすぐ血糖測定していただき、
産後2時間で64と低かったものの、深夜には血糖値も正常範囲に。
翌日から、健康な赤ちゃん同様、母子同室で過ごさせていただきました。
出産後はすぐにインスリンの効き方が変わるため、
糖尿病の主治医が基礎レートの変更を指示。
当初の予定通り、出産直前の約半分の投与量に変更しました。
ざっくばらんなメモですが、私の出産記録は以上です。
今後も追加事項があれば、変更しておきます。
一型糖尿病の妊婦さん、少しでもご参考になればと思います。。。
無事出産いたしました!
おはようございます。みおです。
昨日夕方、無事に女児を出産いたしました!!
38週5日。2648gの元気な女の子です。
インスリンポンプを自分で操作しながらの出産…
どうなるかと不安でいっぱいでしたが、
赤ちゃんの産後低血糖症状もなく、
母子ともに健康な状態です。
今回の計画分娩については、恐らく病院により勧め方が異なるかと思いますが
私の記録を残して少しでも他の一型糖尿病の妊婦さんの参考になればと思います。
そちらは改めて公開するので、しばしお時間ください!
入院1日&2日目
おはようございます。みおです。
ついに昨日より入院しました!
午後に病院入り、入院手続きを済ませて
医師からの説明、心電図、レントゲン撮影、NST…
バタバタと準備が始まりました。
今回は陣痛促進剤を使う計画分娩なので
一番辛かったのは、ラミナリアの挿入と内診です…
ラミナリア、人によっては分割して入れるそうですが
私は女医さんの「大丈夫大丈夫〜」の言葉で10本ほど突っ込まれました…
産科検診、毎回思いますが
人間の尊厳を失うことが多いですよね…
「今夜が最後、ゆっくりりできる夜ですよ〜」
もということで、昨晩はぐっすり眠りまきた。
今朝は早朝からトイレとNST、そして内診といよいよ陣痛促進剤の注入です…
血糖コントロールについては昨日より3時間おきの測定。
昨晩21時から食止め、24時から飲止めとなりました。
こんな時にセンサーが不具合を起こし、測定がままならず…
CGMよ、君は今まで何をしていたんだ…!!!!
分娩入院まで後3日
こんばんは。みおです。
いよいよ、計画分娩のための入院日まで3日となりました。
今週陣痛くるかもね〜と言われて期待したものの、その気配もなく、入院して陣痛促進剤になるのかなぁと思います。
ここに来て、糖尿病とは別の悩みに苛まれるようになりました。
子供…可愛いと思えるかなぁ…
愛情を込めて育てられるかなぁ…
育児放棄しないかなぁ…
といった悩みです。
元々、子供が好きなわけではない私。
今回の妊娠も「子供を産み育てる経験を積みたい(その能力があるなら)」と思って始めたことでした。
お陰様で妊娠する機能はきちんと整っていたようなので今に至るわけで、
既往症もありながら、よくここまで育ってくれたなぁと自分の身体と子供のことを思います。
出産した友人みんなから言われるのは、
出産はゴールではなく、スタートだということ。
正直ここまで身体に気を遣い、
楽しいとは言えない妊婦生活を送っていたので
これで終わらないのか…と気の遠くなるような気持ちです。
これも全て、これから起こるであろう初めての経験に対する不安によるものとわかっていながら、
気持ちの整理をするのも難しいですよね。
しかも今は時間が無駄にあるものですから、インターネット上の情報を眺めているとうんざりしますし、
生産性のある仕事する気力も体力もない。
お腹の子は元気そうなのでよかったね、と思いつつ
いまだに他人事感が抜けません。
臨月の妊婦さんは皆さん、こういった情緒不安定を経験するものなのでしょうか?
出産間際?恥骨の痛み
おはようございます。みおです。
3日前から恥骨が痛み、寝返りを打つ時、起き上がる時、歩く時、全てが辛くなってきました…!
これが臨月の恥骨痛…!
出産間際なのかと不安を煽りますが、前駆陣痛もまだきておりません。
お腹はしっかり下がってきているので、
今日また産科でNSTをして様子を見てもらってきます。
一日無事にお腹に留まる我が子の胎動を感じるたびに
やはりほっと胸をなで下ろす毎日です。
本日が計画出産前、最後の産科検診です。
血圧の高さが気になりますが…なんとか!なんとか持ち堪えてほしい〜!!
37週に突入
こんにちは。みおです。
今月に入ってから毎週産科に通うようになりした。もう10日もすれば計画出産の予定日です。
四月に妊娠が判明して7ヶ月。
私にとっては毎日が戦いの日々でしたが、元気な胎動を感じると嬉しくなるほどにまでは精神が成長してきたようです。
しかし、先週から急激な体重増加&血圧の上昇!
血糖値は徐々にインスリンの効きがよくなってきました。
主治医曰く、出産間近になると胎盤の機能が落ちてくるためにインスリンの効きを阻害するホルモンも低下するため…とのこと。
私も低血糖になることがちょこちょこ出てきました。
出産中のインスリンポンプの操作や調整も自分で行うことになりそうなので
陣痛で苦しんでいる中、できるのか!?
そんな余裕あるものなのか!?!?
と今からドキドキしています。笑
出産後はさらにインスリンの効きがよくなる(妊娠前に戻る)ということで、入院1週間のうちにバランスが取れるといいなぁと思ってます。
とはいえ、私は妊娠前はインスリンポンプ自体付けていなかったので、どの程度インスリン減らす〜〜?と
主治医と笑っていました。
結局、今の半分ほどにする予定です。
お腹の中の赤ちゃんはいよいよ下がってきていて、
予定日まであと数日、なんとか止まっていてほしいところ。。
入院日には夫も里帰りしてくれるので、二人で一緒に病院に行きたいです。
頑張ってやっていきましょう!