1型糖尿病 30代の妊娠&育児奮闘記!

20才で一型糖尿病が発覚し、今14年目に突入した34才の妊娠&育児奮闘記。妊娠が発覚してからインスリンポンプとCGMの導入を開始しました。少しでも、一型糖尿病の方やご家族と情報や気持ちを共有できればと思っています。

新しい病院は町医者なのに1型糖尿病の集いがある!という話

こんばんは。みおです。

 

引っ越しが完了して早くも1ヶ月が経とうとしています。早いですね。

 

そして今回、転居に伴い病院も転院することになったのですが

その町医者が恐ろしく良かったというお話しです。

 

私は20歳で発病してから現在まで5回県外転居を繰り返しているので、実は5回病院が変わっています。

 

仕事が忙しくて通院に時間をかけたくない!という時は会社の産業医(たまたま糖尿病専門医だったが1型の知識は乏しかった)とか、

妊娠中は総合病院、出産院は大学病院と、

待ち時間に数時間かかる病院でもお世話になりました。

 

そして今回は通院に時間がかけたくないという点から町医者で探すことに。

ただ、町医者の場合は1型糖尿病の専門医は少なく、

ポンプやリブレ、最新技術の感度が高い方は多くないのが現状です。

 

その中で探し当てたのが今回、実家近くの個人病院!

 

なぜか1型糖尿病患者が集まっていると風の噂で聞いたところ、たしかに町医者なのに非常に多い様子です。

 

実際に初診にうかがいました。

診察前に、看護師によるヒアリング。発病から現在に至るまでの病状の変化、治療方法、環境の変化など細かくヒアリングされます。

そして臨床検査技師による採血。

(ここまでで、個人病院で丁寧な対応に驚きました。採血は看護師の方がやる病院しかこれまでなかったので。)

 

さらに主治医による診察ではインスリンポンプの使用経験、使ってみた感想や利点欠点、今後の治療をどうしたいか(完全に患者主体)を聞いていただき、

今後の妊娠の意向、現在困っていることなどしっかりと診察くださいました。

 

その後、さらにさらに看護師さんに使いたい針や血糖測定器、相談の時間を設けていただきました。

 

人によっては長すぎる…と思われるかもしれませんが、

私個人としては丁寧で信頼できる(気がする)と感じました!

 

主治医はもちろん、看護師の方の知識も豊富でしたし、

これまで多くの患者さんと接してきたんだろうな…と感じられる言葉や対応がたくさんありました。

 

さらに驚いたことは、この病院の患者だけで1型糖尿病の集いがあったこと!

看護師の方が企画し、年に何度かイベントも行なっているようです。

もちろん参加は希望制ですが、個人病院でここまでしっかり組織できているのに驚きました。

 

私自身はあまりこういった交流会に接客的に参加するタイプではないのですが、

実際にポンプを使っている時は使用時の悩みなど話せる場があったらもっと気楽に使えたかもしれないと思いました。

 

病院の先生の言葉で特に気に入ったのが、

今の生活にインスリンを合わせられるようにしましょう、

という目標。

 

治療法に生活を合わせるのではなく、

今の生活にインスリン治療を合わせられるようにする

(そのために様々な手法を試したり、知識を蓄える)

 

こういう考え方、私自身目指しているものなので

今後お世話になりたい病院だな〜と思っています。

 

やっていきましょう!